電子タバコのレビューブログ|VAPE BEGINNER

電子タバコ・VAPEのレビューブログです。初心者おすすめのスターターキットから、上級者向けハイエンドMODやアトマイザー、リキッド、流行のiQOSやPloomTECHなども解説しています。

RDA「Neutron RDA」(Wismec)レビュー

   

WismecのRDAで過去にレビューしたIndestructible RDAは、爆煙系のアトマイザーとしてかなりのお気に入りです。

サイドのエアフローは全く調整できなかったりとかなり割り切ったデザインではありますが、そういう調整余地が無いところにビルドを合わせるのも、色々考えずに済むので楽チンなんですよね。

そんなWismecから出ている変り種のRDA、「Neutron RDA」。
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以前に「何かレビュー要望ありますかー?」というツイートをした際に、フォロワーさんから指名があったので、やってみることにしました。

提供は、中国の電子タバコ販売サイト、Cvaporさんです。ありがとうございます!

レビューはなかなか大変でしたがちょっと面白いコンセプトなのでこういう製品を求めていた人には良さげな印象です。

どういうコンセプトかというと、
「いろんなワイヤーでいろんな抵抗値を作ってビルドの自由度を上げたい」
というニッチなニーズに応えるようなドリッパーです。

なんでそう思ったかを含めて、記事の中でご紹介したいと思います。

開封・外観

箱です。
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開けまーす。
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内容物は、
・Neutron RDA
・組み替え用デッキパーツ
・クラプトンコイル(0.5ohm)
・予備Oリング
・ネジ
・コットン
・六角レンチ
・ミニドライバー
・取扱説明書

こんな感じです。「組み替え用デッキパーツって何じゃ??」という話もありますが、そこは後ほどたっぷり触れます。

まずはアトマイザーの外観です。
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相変わらずのJayBo氏によるデザインです。

25mmという大口径かつ、ブラシ仕上げのしっかりした見た目ですが、質感が高いという印象は受けません。

ここは普通。いいんです。そういう売りのドリッパーではないので。

まず、アトマイザーをバラします。
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こんな感じです。

トップキャップが2つに分かれていて、ワイドボアドリップチップを兼ねたキャップは外すとデッキの中が広く見渡せて、ドロッパー・スポイト問わず楽にリキッドチャージが可能です。
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キャップの裏には段差が付いており、ミストが滑らかにデッキから口元まで移動できるよう設計されています。
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エアフローはその下段のキャップで調整する方式です。

パッと見はコイルの上部しか空気が通らないように見えますが、トップキャップ側で下側にエアーを導くよう導線が引かれているので、そこは心配いらなそうです。
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これで、たっぷりリキチャした後の持ち運びでも漏れのリスクが軽減されます。

もちろん、さらに安心したい人は全閉も可能です。
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ドリチのキャップと、このエアフロー調整パーツが分かれているお陰で、リキチャしてトップキャップを外すたびに目視でエアフローを合わせ直す、なんて手間が要りません。これは個人的にポイント高いです。

ポジティブピンは調整不可(ポジティブポールを留めているので)ですが、しっかり露出しているのでハイブリッドで使う場合も特に問題は出ないと思います。
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デッキを見てみます。
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イモネジは横から締めるタイプ。
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ポジティブ・ネガティブがL字で入れ子になっている、ちょっと変わったデザインです。

これだけ見ると普通のVelocityと変わりないわけですが、このアトマイザーはこのデッキを組み替えることで、シリーズ(直列)コイルを作ることができます。

余談:コイルの直列・並列時の抵抗

ここは、わかっている人には当たり前の話なので飛ばしてもらっても大丈夫です。

複数コイルを組み合わせた際の抵抗値については、合成抵抗という計算で求めます。
例として、0.5Ωのコイル(抵抗)を2つ組み合わせた場合の計算です。

●直列の場合
直列の場合は、単純に足し算でOKです。

・0.5Ω + 0.5Ω = 1.0Ω

となります。簡単ですね。

直列でどんどんと抵抗が増えると、電流はその抵抗に邪魔されて流れにくくなる(抵抗値が高くなる)とイメージできます。

●並列の場合
普通、デュアルコイルの場合はこの並列接続になるアトマイザーがほとんどです。

並列の場合の合成抵抗の求め方は、逆数の足し算で得られた数値の逆数になります。

・(元の抵抗値の逆数)0.5(1/2) ⇒(逆数にすると)⇒ 2
・(逆数の足し算)2 + 2 = 4
・(得られた数値の逆数)4 ⇒(逆数にすると)⇒ 1/4(0.25)

というわけで、0.5Ωの抵抗を2つ、並列につなげた場合の抵抗値は0.25Ωになります。

並列で抵抗が並ぶと、複数車線になって電流が流れやすくなる(抵抗値が下がる)とイメージすると分かりやすいです。

・・・という余談(長い)なのですが、このアトマイザーを使う上では知っておきたい基礎知識になります。

まずは、初期状態(パラレルデッキ)でビルドしてみます。

コイルは、付属のクラプトンワイヤー0.5Ω×2を使用します。
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あとで同じコイルを使うので、足も切らない状態で恐縮ですがこんな感じです。
抵抗値は、0.28Ωになっています。

0.5Ωコイルが並列で2つなので0.25Ωになって欲しかったですが、足の部分や計測誤差などもあるので、概ね計算通りの値になっているとわかります。

つづいて、シリーズ(直列)で設置したいと思いますが、その前にデッキを組み替えます。

デッキを組み替えるよ

この組み換え、案外めんどくさいです。

がんばってやりますが、一度やるともう一度やるのはそれなりにめんどくさいと思うので最初に使いたい接続(パラレル or シリーズ)を決めておいた方がいいです。

まずは、デッキ上のネジと、ボトム側のネジ2つ、ポジティブピンを全て外します。
そうすると、ポジティブ・ネガティブのポールとインシュレーター(絶縁体)がフリーになります。

これがバラした状態です。なかなかのバラけっぷりです。
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ここで、付属のインシュレーターと長いネガティブポールに挿し替えます。
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ネジでデッキに固定して、ポジティブのポールを挿します。
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ポジティブピンを締めてポジティブポールを固定します。
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残りのネガティブポールを差し込みます。
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最後に、ボトムのネジを片側だけ締めます。
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もう一方はインシュレーターで塞がれるのでネジは使わなくてOK。

これで、デッキは完成です。

さてさて、コイルを同じように付けて再計測してみます。
0.5Ωのコイル2つを直列なので、足し算で1.0Ωになるでしょうか・・・。

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1.02Ωとなりました。

こちらもやはり誤差はありますが、概ね計算通りですね。

あえて直列でコイルを接続するメリット

たぶん、記事を読む人の中には、

わざわざシリーズにしなくてもパラレルでいいやん!

という方もいると思います。

このビルドが活きるのは、個人的にはNoisy Cricketのようなメカニカルな高電圧MODを使う時じゃないかなと思います。

Noisy Cricketを少しでも安全に使うために知っておきたいこと」の記事でも書きましたが、足して8.4Vみたいな強力なMODを使う場合は、抵抗値を高めなければ電流が流れすぎてとても吸えない、ということになります。

さらに、高出力な状態に耐えられるだけの太い(=抵抗値の低い)ワイヤーで抵抗値を上げようとすると、オバケみたいな何重にも巻かれたコイルを使うことになります。

ちなみにNoisy Cricket使おうと巻いたコイルがこちら。
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凄まじい大きさです。これでもかなりギリギリな抵抗値。

単純にシングルコイルにすれば抵抗値は下がるのでそれでもいいのですが、やはりデュアルのデッキならデッキの両サイドに均等にコイルを置きたくなるのもVaperの性(さが)だと思うのです。

そんな時に、Neutronのようにシリーズ接続ができれば、デッキの両サイドに均等にコイルを配置しつつ、抵抗値は半分にならない、なんなら倍になるという状況になります。

先ほどのビルドを例に挙げると、電力(W)=電圧(V)の2乗÷抵抗値(Ω)なので、

・パラレル
0.28Ω(パラレル)で8.4Vをかける⇒出力は252W

・シリーズ
1.02Ω(シリーズ)で8.4Vをかける⇒出力は69W

かかる電力が全く変わります。同じ見た目のコイルなのに。

クラプトンのように太く抵抗値の低いワイヤーを使いつつ、それほど多くの巻き数を求めなくてもバッテリーに優しい運用ができるのがシリーズ接続のメリットというわけです。

・・・なんだかレビューなんだか理科の授業なんだかわからなくなってきました。

ではでは、この直列コイルを使って実際にミストを吸っていきたいと思います。ビルドに戻ります。

このデッキで使うと決めたので、コイルの足をチョッキン。
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ウィッキング。ここは普通ですね。
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あとはチューブのエアフローをコイル位置に合わせてキャップを被せれば完成です。
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使ってみた

最初は、このコンセプトを活かすべくNoisy Cricketに乗せてみたんですよね。

ずぉーん。

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・・・デカい。

25mmのNeutronでは大いにはみ出します。

スイッチにも干渉するかしないかギリギリのライン。
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というわけで気持ちよく諦めまして、別のMODを使うことにしました。

IJOY Limitless LUX Dual Box MODです。

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215WかけられるモンスターMODですが、今回のビルドでは抵抗値も大きいので215Wかけるような使い方はかなり昇圧が必要になり、逆に怖いです。

というわけで、普通に40W~50Wぐらいで吸ってみました。

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うん。いいですね。なんというか、Indestructibleほど猛々しくなく、心穏やかにミストが吸えます。

Indestructibleでは上部のエアフローも全開にして吸っているのですが、Neutronの場合はそこまでスッカスカにはせず、なんならエアフロー少し絞ってもいいぐらいです。

やっぱり爆煙ではあるのですが、ミストの質感も良く、楽しくチェーンできます。

最近は味重視のアトマイザーが重宝される傾向がありますが、こういうアトマイザーが1つあるとリキッド選びなどに幅が出るように思います。これで21.62ドル(10/18時点)はなかなかコスパが良いアトマイザーじゃないかなと。

久々の長文レビューでしたが、大口径のアトマイザーを載せられるMODを持っていて、低抵抗から高抵抗まで様々なビルドを楽しめる面白いコンセプトのアトマイザーでした。
 
 
購入はこちら!

Wismec Changeable Neutron RDA(Cvapor)
 
 
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